おしゃべり通信

2017.October
No.5 学生ボランティアは被災地支援活動を支え未来へ繋げていく希望の力!!

きぼうときずなプロジェクト6年目のご挨拶
2011年3月11日マグニチュード9.0の巨大地震が東日本全体を襲った時、私は台湾での講演の最中でした。帰国につく際の空港で、パスポートに書かれている「本籍Fukushima」をみた出国担当事務官が「がんばって」と日本語で言ってくれたことが忘れられません。
どうがんばればいいのか、それは常に大きな課題でした。被災された住民の方々を支えつつ地域医療の新しいシステム作りに少しでも貢献できることはないだろうか。
震災から1ヶ月のうちに、私は独自の支援活動を立ち上げ、被災地のニーズに応えていく形で継続してきました。
この6年間の活動は、「気づき」でした。そして今「気づき」を「きっかけ」に、「動き」にしていくこと、そうすることが、「きぼうときずな」の実現であると考えます。

「きぼうときずな」プロジェクト 代表 大橋靖雄

きぼうときずな代表 大橋 靖雄とリーダー 石井 苗子、活動の足「ぺ号」が、きぼうときずなプロジェクトの「今」を語ります。
  • NPO法人日本臨床研究支援ユニット
    理事長 中央大学理工学部教授
    東京大学名誉教授 福島市出身
    周りを気にせずどんどん進む先見の人、周りはポカ~ン(@_@;)
    ☆今月のはまっていること
    会員登録

    詳しいプロフィール
  • NPO法人日本臨床研究支援ユニット
    理事 参議院議員 東京都浅草出身
    人情篤く物事命がけ!泳ぎ続けるマグロ状態…でも超元気!(^^)! 

    ☆今月のはまっていること
    凍み豆腐

    詳しいプロフィール
  • 医療関係者やスタッフを乗せて被災地を縦横無尽に駆け巡っている。三つ子。福島県いわき市と郡山市在住
    無口で聞き上手。雨にも風にも凸凹道にも負けない辛抱人 好物は軽油。
    ☆今月のはまっていること
    「きぼう」コース

    詳しいプロフィール

今年もヨークベニマル各店舗での、無料健康チェックがはじまりましたよ

昨年もお邪魔した福島市平野店、
今年は折り込みチラシにも健康チェック開催の案内を
掲載してくれたのよね。
店長さんのご協力にとっても感謝です

健康チェック開催の案内

健康チェックの宣伝を載せて頂いたベニマル平野店のチラシを持つ石井と、感謝で微笑む大橋(^^)  働く従業員のためにと石井の著書『病と向き合うことは、自分を育て直すこと』を手にする店長さん、本当にありがとうございます!!

チラシの効果もあって昨年を超える人数の方が
参加してくれましたね

ひとりひとりと話していくと、去年も参加してくれたリピーターさんや、はじめて参加しますという人、スーパーマーケットで健康チェックというのは参加しやすいって言ってくれた人もけっこういたな~
前にテレビでも見たけど、スーパーの利用方法というのが最近注目浴びてるらしいのよね

そうです! そうです! 人が集まる場所ということや、
健康チェックを受ける機会の少ない高齢者や主婦層達が頻繁に出入りしてるという点じゃ、スーパーでの開催というのはたいへん意義があると思いますよ!

健康チェック

昨年もベニマル平野店での健康チェックに参加されたというリピーターさんの血圧を測りながら、自律神経の測定結果を伝える石井。保健師の顔(^.^)/~~~

健康チェック

きぼうときずなを引っ張る若き保健師AIも、自律神経測定の結果を懇切丁寧にご説明。後方では黙々と学生ボランティアが働いている

今年の大橋先生作成資料は、大豆でがん予防よね。
大塚製薬さんのご協力で、健康チェックに参加してくださった方々には“SOYJOY”を無料配布させてもらったし、アタシはアタシで、去年は野菜のレシピ集つくったけど、今年は大豆とかけて、福島の特産品凍み豆腐(高野豆腐)を使ったレシピを配布。”SOYJOY”も凍み豆腐も、店舗内で買えるからね。
せっかくのレシピも、美味しそうだけど、材料はどこに売ってるの?じゃ意味ないでしょ!

凍み豆腐お料理集

石井が作成した『凍み豆腐お料理集』。健康チェックの参加者にお配りして作りやすくて美味しそうと大好評! タンパク質やミネラルが豊富な凍み豆腐の栄養表もわかりやすい

健康増進だけでなく、地域も元気になる、
そういう仕組みがこれからもっと大切になっていきますね。若い力を借りながら、いろんなこと試みたいですね

最近この活動を通してしみじみ思うんだけどさ~ぁ~、
毎回参加してくれる学生ボランティアいるでしょ、
彼女達、男の子もいるから彼らかな、大したものだと思うよ。朝早い移動にもかかわらず、みんな元気に“おはようございま~す”って集まってくれて、いったん活動が始まると、誰ひとり暇そうにしてる子はいない、自分達のできること常に探してるんだよね。
ニッポンもまだまだ捨てたもんじゃないぞと

きずながつくる、きぼうのあるニッポンですね

アタシは、高校を卒業してアメリカに留学したけど、
そのとき、ずいぶんいろんなボランティア体験させてもらったわ、当時日本ではさほど盛んじゃなかったのよねボランティア活動って、だから新鮮だったなぁ~。
なんせ、アタシ、下宿先が牧師館だったからねぇ~。
聖路加看護大学時代も、ホームレスの人たちへも炊き出しって言うのもやったんだよね~大きな鍋にカレー作ってさぁ

岩沼のフーズガーデン玉浦食彩館

今年2月、岩沼のフーズガーデン玉浦食彩館で開催の健康チェックに参加した学生ボランティア。

岩沼のフーズガーデン玉浦食彩館

いわき市での健康チェックに集まって下さった方への、学生ボランティアの笑顔が初々しい(^J^)

学生達にはボランティアを通して、大いに社会経験をつんでもらいたいと思いますねぇ。
社会勉強じゃないです、まずは経験です。
経験することで勉強につながっていけば、自然な形です…

ボランティアって言うのは、やりたいと思えばどんなことにもかかわれるでしょ、学生のみなさんにこそチャレンジしてもらう価値があるわよね。
“未来へ繋ぐ者たちよ”な~んちゃって

東北の復興については、学生達の研究テーマとしても非常に奥深いものがあると思いますよ

きぼうときずなの活動の場に学生がいると、被災地も明るくなる気がするのよね。
アタシの場合は医療従事者としてあの場にいるけど、
それとはちょっと違うの、なんていうかな~関係がもっとラフなのよね、娘や息子または孫達と話をするかのように、すごく自然な笑顔が見れるのよね

いわき市での富岡町秋祭り

昨年、いわき市での富岡町秋祭りに参加した学生ボランティア。地元のおりがみ講師鈴木孝子さんと共に子供たちと折り紙で楽しいひと時

いわき市での富岡町秋祭り

昨年、郡山市での富岡町夏祭り健康チェックに参加した学生ボランティア。宮本皓一富岡町町長と一緒に記念撮影!

それは、そ~ですね~若さっていうか…、
あれえ~、どこにいきましたかね、ここにちゃんと入れてあるはずでしたが *_*;

またはじまった!!先生、何、探してるんですか?!

あれですよ、あれ、カード!

またポイントカードですか?!

いや違います!
それで思い出しましたクレジットカードです。
寄付をするんです、このカードで。
学生ボランティアの足代にしてもらうんです

ええぇ??
先生まだクレジット寄付登録してなかったの?!

寄付するつもりはあるんですよ、
それがどうやるんでしたっけね?
やり方忘れちゃったんですよ…

寄付の方法

まずはきぼうときずなプロジェクトのホームページから≪きぼうときずな寄付について≫のページを開きクレジットカードで寄付をするというボタンをおします。

寄付の方法

クレジットで寄付ができるのページが出てきます。 寄付には<継続寄付>として月額1500円の「きぼう」コースと、月額3000円の「きずな」コース、また<都度寄付>として目的別に3コースありますので、お考えに合わせてコースをお選び頂きます。

寄付の方法

たとえば「きぼう」コースを選んだ場合はこの画面になりますので、詳細を読んで頂き、申し込むのボタンを押すと会員登録ページになります。

寄付の方法

会員登録はFacebook、Twitter、Yahoo Japanなどに登録している方は、新規登録は必要ありません。新規の方も名前や住所などを入力して登録完了です!

こんにちは、現地で動き回っている
きぼうときずな号です。
大橋先生、寄付の方法のご確認ありがとうございます。
クレジットカードでの寄付については、「CANPAN決済サービス」を利用していて最初のみ情報登録の手間がかかってしまいますが、5分かからずに登録できますのでご安心ください。
実はぺ号も、搭載AIのAIBA君に頼んで、「きぼう」コースに1口登録しているんです。
毎月1500円のご寄付を、学生ボランティアさんを現地に連れて行く旅費に活用させていただき、学生さんの経験を将来の「きぼう」に繋げるというコースです。
まずは一度、ページを見ていただけるとうれしいです!

きぼうときずなプロジェクト今後の予定

■11/2(木) ふるさとふくしま交流・相談支援事業
◇会場:富岡町文化交流センター「学びの森」@福島県富岡町
◇内容:体操教室+健康チェックを通じて、帰町住民の交流の場で健康を保つ方法を伝えます
◇協力:NPOさくらスポーツクラブ

■11/7(火) 復興庁補助事業(「心の復興」事業)
◇会場:久之浜東団地集会所@福島県いわき市
◇内容:ものづくり体験+健康チェックを通じて、公営住宅集会所の活用+住民の交流を促します。
◇協力:いわき市社会福祉協議会

■11/11(土) 復興庁補助事業(「心の復興」事業)
◇会場:砂子田団地集会所@福島県いわき市
◇内容:料理教室+健康チェックを通じて、公営住宅集会所の活用+住民の交流を促します
◇協力:株式会社NTTドコモ、サラヤ株式会社、福島県栄養士会、いわき市社会福祉協議会

■11/12(日) ふるさとふくしま交流・相談支援事業
◇会場:富岡町総合福祉センター@福島県富岡町
◇内容:「福祉まつり in 富岡」会場内に無料簡易健康チェックブースを設置して、健康を保つ方法を伝えます。
◇協力:富岡町社会福祉協議会

■11/16(木) 復興庁補助事業(「心の復興」事業)
◇会場:作町東団地集会所@福島県いわき市
◇内容:ものづくり体験+健康チェックを通じて、公営住宅集会所の活用+住民の交流を促します。
◇協力:いわき市社会福祉協議会

■11/18(土) ポスター発表
◇会場:公益財団法人川崎市産業振興財団会議室@神奈川県川崎市
◇内容:第2回 臨床自律神経機能Forumにて、「地域における自律神経機能評価の実践(仮題)」についてポスター発表を行います。

これまでの活動はこちらから



リンク集