- 前:NPO法人日本臨床研究支援ユニット理事長
東京大学名誉教授
福島市出身 永久代表
本当の空を住処とし、ますます視野を広げ、先見の明に磨きをかける
- 参議院議員
東京都浅草生れ
きぼうときずなのある日本を目指して、天空と交信を続ける
- 医療関係者やスタッフを乗せて被災地を縦横無尽に駆け巡っている。三つ子。福島県いわき市在住
大空のもと、道なき道も走り続け、銀河車両を目指す
No.52 被災者へ心の健康アドバイスが好評
保健師で公認心理師のAIBA頑張りました!
……緊急事態宣言は解除、きぼうときずな活動も再開、実りの秋です
そうでぇ~す。現在のところ感染者数は減少傾向です、もちろん油断は禁物ですよ
……感染防止対策はしっかり続けてください
は~い。合点承知の助でぇ~す
……石井さん、古すぎますよ、今は令和の時代です
きゃは~失礼しました~。ただいま令和3年度の東日本大震災被災地支援活動実施中
……
今年度の活動開始も、昨年同様仙台市にあるヨークベニマル茂庭店での健康チェックからになったわね。久しぶりの東北路はすっかり稲穂の揺れる黄金の地よん
……
宣言明け間もなかったので、東京からのメンバーは極力減らしました。
ヨークベニマルさんの本社は福島県の郡山市にあって、この夏は福島県内も蔓延防止措置が出るなど感染拡大、東京からの商談来訪は禁止、または抗原検査をうけてからという規定になってるそうなの、だから今回きぼうときずなも東京からのスタッフは抗原検査をうけて陰性を確認してから行きました
……
抗原検査キット、結構難しいのよね~、繰り返しトリセツ読み込んでまずは心の準備。
キットの入ってる袋を開いて~、またトリセツ確認、口の中をコレクターで拭い唾液を吸い込ませる、で、これをどうするのかとまたしてトリセツ、唾液を含んだ側を抽出バッファに差し込む、それはそうだわね、え~っと強くね結構強く押し込んで。
傍で見てると滑稽だったと思うわ、トリセツを指でなぞって声に出して読み返し
……あははは、奮闘してましたね
あら先生、天空から見てらっしゃいましたわね。はじめてのことってなんでも難しいわ。
結果が出るまで15分、陰性のところのラインに色がついた時は、ホッとしたっていうよりヤッター!ってかんじヨ、だって無効と出ることもあるみたい……
……
抗原検査をするときは食事や歯磨きから30分経ってからにしてくださいって書いてあったわよ
……僕は必要ありません
現地では東北大学と医療創生大学の学生ボランティアが協力してくれました。東北大学からの二人はこの活動に協力してくれてはや3年目、1年生の時から協力してくれてて、今年3年生になりました、かわいい女の子達が今はすっかりレディーに♪
……
東北大学1年生の時からきぼうときずなの学生ボランティアとして参加してくれた二人(左端とその隣)。初々しい女子に囲まれて石井も優しい笑顔です(^^♪
2年生になった二人は、コロナ禍の中、昨年も参加してくれました。マスクにフェイスシールドつけての活動は、勇気がいったはず、ありがたいことです
そして今年10月、3年生になった二人と、今回学生ボランティア初参加の医療創生大学2年生男子。マスク越しですが、レディになった温かい女子と、やる気に満ちた男子の顏がいいですね
活動内容はすっかり把握してくれてるからすべておまかせ、とっても心強いのよ♪助かっちゃうわ
……
今回は3年目のボランティアなので、健康チェック参加者の方に基本的な聞き取りをする姿も慣れたもの、頼もしい~
初参加ですが、落ち着いて自律神経機能測定のお手伝いをする医療創生大学2年生
自律神経機能測定は関心が高く、多くの方に参加していただきました。テキパキと測定のお手伝いをする東北大学のふたりです
医療創生大学からの学生さんは今年2年生、入学した時から世の中はコロナ渦だけど少しずつ対面授業も増えて友達もできるようになり、ボランティア活動にも参加できるようになってきたって元気いっぱいで参加してくれたわ
……
なが~い自粛の日々、茂庭店では自律神経機能測定を重点的に実施しました。公認心理師の資格をもってる保健師AIBA君から、それぞれの結果に合わせて適切なアドバイスや説明をさせていただきました。
当日は、朝一番で開始を待ってくれた方もいらっしゃいました、やはり気になるわよねストレス……
……
今年度最初の活動は、例年通り仙台のヨークベニマル茂庭店のご協力で無事に開催できました。
石井の片腕、今や両腕!? として健康チェックをリードするきぼうときずな保健師で、第一回公認心理師の国家資格も取得したAIBA。こんな時だから、自律神経機能測定で心の健康状態を知って頂きたいと、はりきってセッティングしています。恩師できぼうときずな創設者の大橋が見守っているみたいですね
天国の大橋も、この同じ場所で東大教授の松平浩先生が提唱される腰痛改善体操を指導していました。参加者にお役に立つと思ったことは、必死で学んで皆さんにお伝えする大橋でした
被災地での活動に自律神経機能測定を導入した時から携わってるAIBA君。熱心な彼はもっと深めたいと思って、2018年公認心理師の資格もとりました
……2018年から始まった国家資格です、難関を突破した第一号です彼は
公認心理師とはですね~。
国民が安心して心理に関する支援を受けられるようにするため、国家資格に よって裏付けられた資質を備えた心理職が必要だったのね、それまでは心理系の代表的な資格は“臨床心理士”という民間資格。
つまり、国民の心の健康の保持増進に寄与することを目的とする国家資格なのであ~る
……
そして公認心理師とはなにをする人かというと、
その名称を用いて、保健医療、福祉、教育その他の分野において、心理学に関する専門的知識及び技術をもって、下記のような行為を行うことを業とする者をいう。
1 心理に関する支援を要する者の心理状態を観察し、その結果を分析すること
2 心理に関する支援を要する者に対し、その心理に関する相談に応じ、助言、指導 その他の援助を行うこと
3 心理に関する支援を要する者の関係者に対し、その相談に応じ、助言、指導その他の援助を行うこと
4 心の健康に関する知識の普及を図るための教育及び情報の提供を行うこと
……心の健康を取り巻く環境の変化等に適応するためには、これからも知識や技能の向上に努めなければいけません
ふふふ、大橋先生の激励にAIBA君もますます精進しなくちゃね
……
自律神経測定結果をもとに、長引くコロナ自粛生活が心に及ぼす影響を知っていただき、一人ひとりに寄り添う優しい語り口の健康アドバイスが好評のAIBAでした
10月23日はいわき市にあるヨークベニマルエブリア店の健康チェック。
福島県の感染状況だけど、県庁所在地の福島市、商業都市といわれる郡山市を抜いていわき市が県内最多になってしまいました。大きな病院でのクラスター発生もあったそうよ。浜通りは原発関係の仕事のために行き来をする東京からの移動がどうしても免れないってこともあるからなぁ
……
エブリア店では医療創生大学の学生ボランティアが活躍してくれました。将来の看護師達♪医療者の確保が難しい被災地で大いに活躍する人材になってくれるでしょう
……そう願ってます
10月23日いわきヨークベニマルエブリア店での健康チェックでは、まず受付けで感染症予防のため体温を測り体調などをうかがいます。地元の医療創生大学看護学部の学生さんが、ボランティアにかけつけてくれました
受付けを済ませると、横並びに測定が用意されています。今回、筋質測定を受ける方が多かったのは、みなさんコロナ自粛で筋肉の衰えを心配されていらっしゃるんですね。テキパキと測定を手伝う学生さんのおかげで、いまだかつてない多くの参加者へスムーズな対応ができました! 今回の学生ボランティアの活躍ぶりは、次号でくわしくご紹介する予定です(^^♪
保健師で公認心理師AIBA、結果説明に飲まず食わず息つく暇もなく、参加者ひとり一人に丁寧にお話をさせて頂きました。AIBAの嬉しい悲鳴がきこえてきそうだったとはスタッフの弁。今回の参加者はリピーターの方も多く、きぼうときずなの健康チェックを待っていてくださるんだな~と、とてもありがたい気持ちになりました
宣言は解除になったけど、第6波がいつやってくるかもわからないそんな状況の中で、店舗の手配をしてくださったり、開催を快く受け入れてくださる店長さん達、ヨークベニマル関係者の皆様には心より感謝申しあげます
……きぼうときずなプロジェクトは、多くの皆様のご理解ご協力があってのものです。感謝の気持ちを忘れずに活動に励んでください
きぼうときずなの健康チェックを最初に開催させて下さったのがヨークベニマル茂原店でした。惜しみない協力をしてくれた男気ある店長さんに心から感謝を伝えた大橋と石井。石井は参議院議員としても多忙でしたが、今に至るまで、そしてこれからも大橋の分まできぼうときずなに全力投球です!
こんにちは、現地で走り回っているきぼうときずな号です。
今年度の最初の現地活動シリーズがひと段落しました。
活動開始からはや10年、それに合わせてスタッフの年齢も上がってしまう訳ですが、学生ボランティアさんが意欲的に参加してくださっているおかげで、平均年齢はむしろ若返っているかもしれません。
最近特に感じるのは、AIBAは周囲が笑顔になる瞬間、周囲が嬉しそうな表情をする瞬間がとても好きだということです。
人生には予期せぬ出来事がたくさんありますので、ずっと笑顔でいることは難しいかもしれません。けれども、笑顔になるその瞬間には、悲しいことや辛いことを糧にして、今を生きていこうという気持ちになっていると信じています。
ほんのわずかな時間ですが、その時間が積み重なっていくことが、その人らしい生き様になるのかなぁと考えています。
学生の皆さんが笑顔で地域の方と接しているところをたくさん観察して、そんなことを考えてました。
先月の稼動回数: 2日
先月の走行距離: 321.6km
→食費目安 6,050円(燃費8.5km/L、ガソリン代160円/L)
毎年9月活動の始まりに、大橋と眺めていた懐かしい被災地の青々とした風景。今年はコロナ禍で支援活動が10月からとなり、いつもの緑の田園風景を見ることなく、季節は秋、大地には黄金色の稲穂がなびいていました