- 前:NPO法人日本臨床研究支援ユニット理事長
東京大学名誉教授
福島市出身 永久代表
本当の空を住処とし、ますます視野を広げ、先見の明に磨きをかける
- 参議院議員
東京都浅草生れ
きぼうときずなのある日本を目指して、天空と交信を続ける
- 医療関係者やスタッフを乗せて被災地を縦横無尽に駆け巡っている。三つ子。福島県いわき市在住
大空のもと、道なき道も走り続け、銀河車両を目指す
No.53 コロナに翻弄され大橋が天に召された1年でしたが
来年は希望に溢れた支援がたくさんできますように!
……地上は師走ですね
早いわ~、コロナ禍になってからの去年と今年の境目がゼンゼンない感じ
……やっと街中は賑わってきましたね
上からだとよ~く見えるでしょ~
感染はおさまってきて人の動きも増えてるけど、経済も回復してきてるかしらね~
……
2021年がまもなく終わるのね。今年がはじまった時、まさかこんな一大事が起こる年になろうとは夢にも思いませんでしたよ先生! まさか先生がいらっしゃらなくなるなんて(>_<)
……石井さん、僕はここに居ると言ってるじゃないですか
そっ、それはそうなんですけどね、まいっか…
……さてと、10月のいわき市エブリア店での健康チェックは大盛況だったようですね
そ~なんです、そ~なんです。これまでの参加人数が更新となりました
……
これまでの参加者数最大も、やはりいわき市のヨークベニマルエブリア店での健康チェック開催。先生も覚えてるでしょ!あの時すっごい大盛況だったわよね、でも今回は更なる人数が参加してくださって記録更新!
スタッフ一同嬉しい悲鳴連発よぉぉぉ
……ご苦労様でした
医療創生大学看護学部の学生ボランティア団体から8名が協力してくれました。学生さん達もみ~んな大忙し、参加者の切れ間がないので、食べ盛りの世代も昼食はお預け、お昼を食べてないことすら忘れちゃってたわネ
……
実施項目は、筋質測定、骨密度測定、そして自律神経機能測定。通りかかる住民の方々が “筋質”と“骨密度”という文字を見て反応してたわ。“最近運動不足だからな~”っていいながら
……
長い自粛生活で体の衰えを実感しはじめてるっていう印象だったわね
……
学生ボランティアのリーダー的存在の3年男子は、骨密度測定を担当。とくに運動不足の高齢者には関心の高い項目です
女子2人で自律神経機能測定を担当します。健康診断などではあまりない項目なのでみなさんに興味を持っていただいています
毎年のように参加してくださっている80歳代の方の質問にも一生懸命におこたえします
結果説明に待ち時間ができてしまい、座ってお待ちいただいている方々の光景を見て看護師のケイコさんとキミエさんが、先生のこと思い出してましたよ
“こんな風に結果説明待ちの人が増えると、大橋先生はその中に入っていって健康啓発の話をおもしろおかしく、そしてわかりやすく話してくださって、みなさんとっても喜んでいらしたわね”って
……
先生ったら主婦達の間に入ってサバ缶がいいなんて話もしちゃって~。とにかくは知識が豊富、話題が豊富、話しはじめたらとまらなぁ~~~いのが大橋先生たるところ。
低栄養予防になるんですよね、サバ缶は。そして認知症予防のDHA・EPAが豊富♪
……価格も手ごろです
Exactly!! 定期的に食べようと思ってくれること、それも大切なことネ
……
健康チェックの結果説明を待つ参加者たちに、サバ缶がいかに認知症予防や低栄養予防になるかを分かりやすく語る大橋。アンチエイジングに関心の高い女性たち、うなずいて聞き入っていました
健康相談のために石井が考案した健康食レシピに載っている≪サバ缶チーズ焼き≫は低栄養を予防します。みなさまもどうぞお試しください
医療創生大学からのボランティア学生さん達には今回本当にお世話になりました
……
リーダーとなる男子学生君が事前に医療機器の動作についてレクチャーをうけ、当日の動きをシミュレーション、そしてほかの学生たちを指揮指導してくれたから、当日はスムーズに問題なく、だからあれだけの人数が参加できたっていうのもあるわ
……
集まってくれたのは1年生から3年生。みんないろんな思いをもって看護師の道を志しているようです。ご家族が入院した時の看護師の献身的な様子に感動して、小学生の時から将来は看護師にという夢にすすむ1年生の彼女。先輩たちに見守られながら頑張ってたわよん、み~んなかわいいの本当に!
学生の一生懸命な姿は何よりも美しいわ
……
今回ボランティア初参加の医療創生大学看護学部1年生。先輩たちの指導を受けながらがんばっています。初々しい!
でネ!そんな学生たちの活躍ぶりを見に、医療創生大学の英語の先生も会場にきてくださいました。学生たちの誘導で健康チェックを受けてくださって、心温まるシーンだったわね
……
その英語の先生というのはアメリカ人。日本語がとても堪能♪ 参加者が記入するアンケートにも答えてくださったのよね、名前もちゃ~んとカタカナで書いて、文章は漢字も使って日本人の回答のように。
震災の時どこにいたかという質問に“外国”って書いてあったんだけど。
それを読んでアタシはすっごく嬉しくなりました。Fukushimaといえば当時、日本在住の外国人の多くが母国に緊急帰国したくらい世界中から危険な地域として心配されていたところ。そのFukushimaにやってきて、未来ある若者たちの英語力のために貢献してくださっている…
……ありがたいです
福島の未来は明るいわ、そう確信しています
……その通りです
医療創生大学の英語の先生も健康チェックを受けに来てくださいました。まずは筋質測定です
つぎに自律神経測定です。学生ボランティアの二人も真剣なまなざしですね
全部の測定が終わったら、保健師AIBAによる結果説明です。日本語が達者な先生なので説明もスムーズでした
学生たちが生き生きとボランティアする姿に、先生もマスク姿ですが笑顔で記念撮影です
コロナに翻弄された2年間でしたが、まもなく迎える2022年が、穏やかで明るく、以前のように被災地との往来が自由にできるようになって、復興という言葉だけを独り歩きさせないしっかりとした支援活動ができますように
……きぼうときずなのやる気にかかっています
石井と一緒に大橋の写真を持っているのは井部俊子元聖路加国際大学学長です。きぼうときずなプロジェクトが今日あるのは、震災直後の井部元学長の支援へのリーダーシップとその後の献身的な協力なくしてはあり得ません。石井と大橋にとって大恩人であり、支援活動をする上で指針をいただける存在なのです。
久しぶりにパワフルな井部元学長と対談した石井、これからの活動に気持ちを新たにしたのでした! それにしてもマスクをはずした石井のほっぺは真っ赤っ赤(^^♪
今年も湯島にあるきぼうときずな事務局に、大橋が銀座で購入し満面の笑顔で持ってきてくれたクリスマスツリーを飾りました☆
来年も希望がもてる、そして絆を感じてもらえる活動ができますように。
きぼうときずなを支えてくださる皆さまに、感謝を込めてメリークリスマス!
今年もありがとうございました。よいお年をお迎えください
こんにちは、現地で走り回っているきぼうときずな号です。
今回の話題の中心の医療創生大学の学生ボランティアですが、普段は看護学部学生として毎日勉強をしています。
1年生は、看護に関する授業科目が増えてくる頃です。そして同時に、基本的な人体の構造、臓器の働きなどの理解があやふやであることに気づいて、慌て出す頃ですね。
2年生は、実際に看護を実践するために、どのような考え方をしていくのか、についてみっちり学んでいます。ある意味で、一番過酷な時期でもありますね。
3年生は、実習期間ということで、病院であったり施設であったりいろいろな場所で行われる看護を、実際に体験しながら学んでいます。身体の疲れも大きく大変ですが、患者さん・療養者さんと接することで、看護の奥深さと楽しさ、そして責任の大きさを感じている時期です。
4年生は、今回は参加できなかったのです。なぜなら国家試験に向けた準備ということで、特別講義の予定と重なっていたからです。立場的に、ボランティアを優先させるわけにはいかないですからね。
大学卒業、国家試験合格を経て、初めて看護師としてのスタートラインに立ちます。
そのスタートラインに立つまでには、たくさんの苦労があります。地域住民の方と触れ合い、たくさんの笑顔を見ることができているほど、その苦労を乗り越えて、自分が成長する力に変えることができると思います。
とっても成長が楽しみです。
今月の稼動回数: 準備中
今月の走行距離: 準備中
医療創生大学看護学部の学生ボランティア8名が測定項目別に一列にずらりと並びます。まずは受付で体温測定をして、体調などをうかがいます