- 前:NPO法人日本臨床研究支援ユニット理事長
東京大学名誉教授
福島市出身 永久代表
本当の空を住処とし、ますます視野を広げ、先見の明に磨きをかける
- 参議院議員
東京都浅草生れ
きぼうときずなのある日本を目指して、天空と交信を続ける
- 医療関係者やスタッフを乗せて被災地を縦横無尽に駆け巡っている。三つ子。福島県いわき市在住
大空のもと、道なき道も走り続け、銀河車両を目指す
No.51 〈予防こそ大切!〉大橋の理想を胸に
いよいよ現地での健康支援を再開します!
……秋の夜長の深夜ラジオですか
あら、先生。ラジオ?ちがうちがう、これはラジオじゃなくて、先生が以前出演されたラジオ番組の収録ですよ
……僕が?ラジオにですか??
忘れちゃったかしら、2015年の岩沼活動の時に~~
……あぁ~あれですね
Hope for the best ~広がれ希望の輪“という内閣府提供のラジオ番組。
はじめての宮城県岩沼市での活動の際に、きぼうときずなプロジェクト代表として大橋先生の対談が組まれたでしょ あれですよ
……それを今更きいてるんですか?
it’s still COVID times!静かな時間を有効につかってます。
いよいよ活動も再開、まずは初心を忘れないように、ちょっと聴いてみました
……いい心がけです
でね、そのラジオですけどね、まず先生は“僕の専門は予防です”と切り出して、何がたりないのか、何をしたらいいのか探りながら活動をしていますが、長期的な健康増進を展開していきます。と力強く言ってるわぁ
……
それから~え~っと、病気になったら医者に行けばいいという時代ではなくなってきていて、健康増進、そして予防、それらのための情報をどう使っていくかという時代である、な~んてこともおっしゃって。
これは被災地だけの問題ではなく日本全体の問題だが、仕事がなくなったり 新しいコミュニティをつくらなければいけない、目の前の問題を抱えた被災地は特にそれが鮮明だと。まったくその通りですわ
……
食を通して健康を意識したり、または健診では、計らないような項目を試してみることで心と体の健康啓発をしていきますと、ツラツラツラ~。
つまりこれまでやってきたことを、これからやっていきますという感じに語ってるのよ!6年前のインタビューで~
……
このラジオ放送の中では、きぼうときずなのイベントに参加してくださった住民の方のインタビューも紹介されてたわよ。
例えば~
個人的には気を付けて生活しているけど、自分の状態がどんな状況なのかわからなかった部分が見えてきたとか
少し前に娘が病気してぼろぼろの状態だと思ってたのに、自律神経機能測定をやったら結果がよかったので安心し、嬉しくなって元気になったとか
先生が“これですこれです♪”と大興奮で購入した自律神経機能測定機。
このコロナ禍の現在で大人気の検査項目よん
……
私たちは病気を見つける活動ではなくて、健康な人にもっと健康になってもらいたいという思いの活動だから、安心したとか嬉しいとかって言って貰えると充実感だわ~
……
骨密度測定のコーナーで、健康作りに貢献されているサラヤ㈱のお二人と打合せをする大橋。サラヤさんはきぼうときずなの活動にいつもご協力いただいています
ヘモグロビンA1cは糖尿病の状態を知る検査項目です。とくに高齢者の病気予防には大切になるので、東京から専門会社の看護師さんに来ていただき、検査してもらいました。彼らにお願いしたのも大橋。適材適所に人員を配しています
宮城県栄養士会の栄養士さんには、被災者の健康のため食事や栄養指導をお願いしました
人気の自律神経測定の担当は、きぼうときずなの保健師AIBA。医療支援車ぺ号を運転して、被災地を回りながら、被災者や被災地の地域医療のこれからを考え日夜勉強に励んでいます。少し前に公認心理師の国家資格にも合格!困っている人へ役立つことなら何でもやる、そんな熱い気持ちを秘めています
岩沼公民館での活動も無事終了したと同時に、重い椅子の片付けを始める大橋に「先生、私たちがやります~」とまわりのスタッフが恐縮することたびたびです
先月久しぶりに訪ねることができると楽しみにしていたのに、残念ながら延期になった富岡町活動。
さて、さて、原発事故で全町民避難を余儀なくされた富岡町ですが、2017年4月一部避難解除で帰町がはじまって4年。現在の福島県双葉郡富岡町の人口状況ですけどね2021年9月1日現在 住民数は1755人、震災前の約1割だわね。
そして高齢化率は29.4%となってるわ。年齢構成は~、40~60代の労働年齢が47%、移住者もいるからね、帰町がはじまった頃とは様相はかわってきてるんだわ
……
先生が考えてたように、これからは町の復興を支える労働者の健康管理も大きなウェイトになってくるし、もちろん原発は働く作業員の健康もネ
……
富岡での活動会場に、「福島地方環境事務所 放射能汚染廃棄物対策課」にお勤めの大橋の高校の同級生が訪ねてきてくれました。お互い地元福島の復興再生のためにできることをやろうという絆で結ばれています。石井も大橋も地元で働く人の健康支援に役立てるために、真剣に資料説明を受けています
先月終わったパラリンピック、開催国だとリアルタイムで試合が見れるから、ずいぶん楽しませてもらったなぁ。でもねぇ、ちょっと妹のことも思い出しちゃいました。ボッチャ、あの頃はしらなかったけど自宅に練習場作って一緒にやってみたかったな~
……難病だった妹さんですね
10代から脊髄の難病を患って、2010年夏“おねぇちゃん、もういいから”と言い残してこの世を去っていっちゃった。
20代で両親を亡くしてから妹のアタシが面倒をみると心に誓って、でもね女優をやっていたころは難病の妹を自宅で面倒見るなんて売名行為だと言われたこともあったんだなぁ~
……
看護師資格をとって最高の看病をしようと思ったのに自分のために生きろと言い残した妹の言葉。少しでも誰かの役に立てるならと先生と二人三脚で走りだした
……それが石井さんの初心です!
さてと、ワクチン接種具合はどうですか、進んでますか?
きぼうときずなスタッフ全員ワクチン2回接種完了
……では、しっかり現地活動に備えてください。10月からいよいよ活動再開ですね
石井の議員部屋です! 今年は現地活動の延期などで調べたり勉強したり、部屋の中で汗をかくことも多くなりました。今できること、今しかできないこと、資料の山が崩れてきそうですが、天国の大橋から叱咤激励されている気がして、一瞬たりとも無駄にしない石井です。そして10月、待ちに待った現地活動が再開されます
きぼうときずな事務所の最寄駅JRお茶の水駅に設置され、以前、話題になった≪消毒駅≫ 今では、な、な、なんと【元祖!】を名乗っていますよ~ 「消毒駅」増えてるんでしょうね~(^^♪
では、しっかり消毒して被災地支援に行って参りま〜す! がんばるぞ〜!!
こんにちは、現地で走り回っているきぼうときずな号です。
ようやく今年度の現地活動が始まりました。もちろんそれまでに「裏」の活動として、関係機関の方々と打ち合わせを重ねていますから、正確には「表」の活動が始まりました、と表現すべきでしょうか。
不安という言葉、何気なく使っていると思いますが、心理学辞典によると「自己価値を脅かすような破局や危険の漠然とした予感」と定義されています。
AIBA的には、「気持ちが落ち着かない原因が、具体的に分からない状態」と考えているのですが、とにかく『分からない』ということがポイントだと考えています。
自律神経機能測定は、その原因をちょっとだけ見える化する体験、と言えます。自律神経機能が乱れていようがいまいが、自分の身体のことを知り、誰かと話しながら自分の状態を客観的に見ることができれば、不安は和らいでいきます。
全部の不安を完全に取り除くことはできませんが、多少の不安を抱えながらも、その人らしく生きていけるように。
久しぶりの活動で、AIBAはこういった願いが原動力だったことを、再確認できました。
先月の稼動回数:(9月まで活動準備期間のため、次号からお知らせします)
先月の走行距離:(9月まで活動準備期間のため、次号からお知らせします)
2015年2月、宮城県岩沼市の玉浦公民館で開催する健康支援活動のため、朝早くから駆け付けた大橋とスタッフたち。会場入り前から大橋の手には開催企画書が握られています。せっかち!? いえいえ名プロデューサー!